「韓国で漢方ダイエットをしてみたい」。この一言には、作られ方も、処方のされ方も違うものがいくつか含まれています。始める前に、自分がどれを受けようとしているのかを知っておくと、迷わずにすみます。
ONE PHRASE, THREE THINGS
「韓国の漢方ダイエット」には、三つのものが混ざっています
医師が処方する医薬品です。一般の医薬品の規則のもとで処方されます。
オンラインや店舗で、診察を受けずに買う製品です。
診察のうえで処方するものです。DEARで行っているのはこれだけで、院内で煎じる煎じ薬としてのみお出ししています。
三つは置き換えのきくものではありません。韓国では、漢方を「韓方(ハンバン)」と呼び、韓医師という国家資格の医師が診察から処方までを行います。DEARの漢方ダイエット「BE DEER」は、この三つめを、体重だけでなく今の体と生活に合わせて組み立てる治療です。
FIRST VISIT
初診の流れと、かかる時間
- ご予約
InstagramのDM(@dearhani__)がもっとも確実です。旅行中の方は、滞在日数もお知らせください。
- 日本語での問診
目標、体重が変わり始めた時期、これまで試した方法と続かなかった理由。食欲・睡眠・消化・むくみ・便通・生活リズムも伺います。
- 測定
体成分・身長・血圧を測ります。経過を比べられるよう、毎回同じ方法で測ります。
- 処方とお受け取り
院内で煎じ、当日中の調製にも対応しています(金曜日は煎じていません)。料金は処方の前にご案内します。


IN JAPANESE
通訳なしで、細かいところまで話せます
ダイエットの相談は、体重の数字だけでは終わりません。夜遅くに何を食べてしまうのか、どんな日に食べすぎるのか、月経の前に食欲がどう変わるのか。生活の細かい話ほど、処方の手がかりになります。
DEARでは、初診から再診まで、私が日本語で直接お話を伺い、体成分の結果を一緒に読みます。運動処方と筋肉学を学び、ピラティスとヨガの指導者資格も持っているので、体の動かし方まで含めて計画を立てます。
CASE
経過の一例
体重−34.8kg、そのほとんどが脂肪だった例
BE DEER · 来院のたびに体成分を記録
体脂肪量51.2kg、内臓脂肪面積200cm²。どれも高い範囲から始まりました。
再診のたびに同じ条件で体成分を記録し、そのつど処方を見直しました。
体脂肪量23.8kg。内臓脂肪面積は57cm²と、3分の1以下になりました。次は、この状態を保つための計画です。
個人を特定できる情報は除いています。ご紹介したのは一人の方の経過で、結果には個人差があります。
SHORT STAY
旅行中でも始められますか。日本に持ち帰れますか
初診と処方は、来院したその日に受けられます。韓方薬も当日中の調製に対応していますので、短い滞在でも始められます(金曜日は煎じていません)。
日本の個人輸入の基準では、医薬品は種類によって「用法用量からみて1か月分以内」または「2か月分以内」が、輸入確認証なしで持ち込める量の目安とされています。DEARの韓方薬は約15日分ずつの処方なので、一回の処方はどちらの目安にも収まります。帰国後も続けたい場合の受け取り方法(日本への発送を含む)は、初診のときにご相談ください。
RULE ONE
食事を抜かない理由
極端に食べる量を減らして体重を落とすと、体はその数字をそのまま受け入れません。消費するエネルギーを抑え、食欲を強めて、元に戻ろうとします。その反応は、研究では何年も続いていました。
平均58kg減量した参加者は、6年後も、体の大きさから予想されるより安静時の消費エネルギーがはっきり低いままでした。
空腹感にかかわるホルモンは開始前に戻らず、参加者は始める前より空腹を強く感じていました。
十分なたんぱく質と運動、とくに筋力トレーニングが、減量中の筋肉を守る助けになります。
リバウンドの多くは、意志の弱さのせいではありません。急な減量は、消費が減って食欲が増えた体を残します。DEARでは、食べながら続けられるペースを目標にし、最後のパウチを飲み終えたあとの数か月まで、初診のときから計画に入れます。
ONE NUMBER, SEVERAL THINGS
3日がんばっても、体重計が動かないのはなぜ
体重計の数字は、いくつかのものの合計です。脂肪のほかに、水分、水分を抱えて蓄えられる糖質(グリコーゲン)、そして腸の中にあるものも含まれます。数日のあいだなら、脂肪よりも後の三つのほうが大きく動くことがあります。
旅行のあとの2kgがほとんど脂肪ではないのも、3日間食べる量を減らしても体重計が同じ数字を示すのも、そのためです。「体重が止まった」と感じたときは、数週間の流れと体成分を見てから、本当に止まっているのかを判断します。
MOVEMENT
筋肉を残しながら、脂肪を落とす
筋肉を大きく落としながら体重を減らすのは、割に合わない交換です。筋肉は、体重が落ちていくあいだも体を支え、動ける状態を保ってくれます。
そのため計画には、十分なたんぱく質、ゼロにしない適量の炭水化物、そして一週間の予定に合う動きを入れます。お皿の半分を野菜と果物に、残りの半分をたんぱく質と穀物やいも類に。まずはそこから始めます。
BEFORE YOU COME
来院前にメモしておくと役立つこと
- 体重が変わり始めた時期と、そのころの生活の変化
- これまで試したダイエットと、続かなかった理由
- 食欲が強くなる時間帯(夜遅く、月経の前など)
- 飲んでいる薬とサプリメント(日本の漢方を含む)
- 最近の健康診断の結果と、ソウルでの滞在日程
数日分のメモがあるだけで、初診の問診はずっと細かくなります。体重の数字より先に、今の体と生活から一緒に見ていきましょう。DMでご連絡ください。日本語で、私が直接お話を伺います。
DEAR KOREAN MEDICINE CLINIC · SEOUL
江南駅5番出口から徒歩約10分・スターバックスと同じビル · +82-2-3486-1777
- 月・火・水・金10:00–20:00
- 昼休み13:00–14:00
- 木14:00–20:00
- 土10:00–15:00
- 日休診
FAQ
よくある質問
日本語で診察を受けられますか?
はい。キム・ミンジ院長が初診から日本語で直接診察しますので、通訳は不要です。
旅行中の短い滞在でも始められますか?
はい。初診と処方は来院した日に受けられ、韓方薬も当日中の調製に対応しています(金曜日は煎じていません)。滞在日数は予約のときにお知らせください。
韓方薬を日本に持ち帰れますか?
日本の個人輸入の基準では、医薬品は種類によって「用法用量からみて1か月分以内」または「2か月分以内」が、輸入確認証なしで持ち込める量の目安とされています。DEARの韓方薬は約15日分ずつの処方です。帰国後に続ける場合の受け取り方法は、初診のときにご相談ください。
処方はどのくらいの間隔で見直しますか?
約15日分ずつ処方し、再診のたびに体成分を測って、食欲・睡眠・消化・むくみ・便通・生活リズムの変化と合わせて見直します。
食事制限はありますか?
絶食や置き換えシェイクはしません。炭水化物も量を整えながら食べていただき、十分なたんぱく質と、一週間の予定に合う動きを計画に入れます。
料金はどのくらいですか?保険は使えますか?
韓方薬は保険外です。料金は処方の前にご案内し、日本の方も韓国の方も同じ料金です。
予約はどうすればよいですか?
予約優先制で診療しているため、ご来院前のご予約をおすすめします。InstagramのDM(@dearhani__)がもっとも確実です。お電話(+82-2-3486-1777)でも承っております。
参考資料
- 厚生労働省「医薬品等の個人輸入に関するQ&A」
- 千葉県「医薬品等の個人輸入について」
- Fothergill E, et al. Persistent metabolic adaptation 6 years after "The Biggest Loser" competition. Obesity (Silver Spring). 2016;24(8):1612–1619.
- Sumithran P, et al. Long-term persistence of hormonal adaptations to weight loss. N Engl J Med. 2011;365(17):1597–1604.
- Cava E, Yeat NC, Mittendorfer B. Preserving healthy muscle during weight loss. Adv Nutr. 2017;8(3):511–519.
このコラムは一般的な健康情報であり、個別の診断や治療に代わるものではありません。結果には個人差があります。
